
月に一回、たわごと等を書いています。
今日は、医療に携わっているということもあり、ちょこっとインフルエンザ情報をお伝えしたいと思います。
先日、インフルエンザが流行っているとのニュースを見ました。
どうやら関東方面では、早くもインフルエンザで学級閉鎖になっているのだとか・・。
たしかに、私が住んでいる関西地区でも、朝晩の気温の差が大きくて風邪を引きそうな感じはします。
ですが、うちの医院ではそんなに高熱の方も多くはないし、まだまだインフルエンザを疑うような患者さんはおられません。
予防接種もまだ始まっていないし、インフルエンザへの関心はそこまでない状態です。
インフルエンザ予防接種と言えば、この間のミーティングでこんな話がありました。
今シーズンのインフルエンザワクチンが、去年とは違って仕入れ値が高いということでした。
あら!びっくり

何が変わったのか尋ねてみると、どうもワクチンの株の種類が増えると言うことでした。
どういう事かと言うと、インフルエンザワクチンの中身って、今年流行するであろう型のワクチン株が入っています。
その種類が、今年一つ増えて4価のワクチンになるそうです。
従来型のワクチンは、A型2種類とB型1種類の合計3種類が含まれている3価ワクチンでした。
それが、今年はA型2種類とB型2種類の4価ワクチンだということです。
参考までに簡単に書いてみると、
昨年は
A型株が A/カリフォルニア と A/ニューヨーク
B型株が B/マサチュセッツ
今年は
A型株が A/カルフォルニア と A/スイス
B型株が B/プーケット と B/テキサス
ということは・・、おそらく接種価格も値上がりするのではないでしょうか。
ワクチンの種類が増えて、ワクチン自体の値段が上がるのですから、当然接種料も上がりますよね。
もし、医療機関サイドが例年通りの値段なら、相当太っ腹で良心的ですね~。
うちの医院でも、まだ値段は決まっていません。
予防接種の代金は自由診療なので、病院によってまちまちです。
何件か病院に連絡して、お安い医療機関をさがすのも手です。
価格が高くなると、ひょっとして接種を躊躇する人も増えるのではないでしょうか。
家族全員で、予防接種すると結構なお値段になるものね~。
今年はインフルエンザの予防接種をする人が減って、インフルエンザが大大流行しないか少々心配ですが・・。
予防接種はだいたい10月に突入すると、あちこちの医療機関で始まります。
うちの市では、毎年65歳以上の方は補助があり、一般よりも安くで接種できます。
それでも元値が上がると、そちらの方も高くなるかもしれませんね。
まだ、市からの通達は来ていませんが・・。
インフルエンザの予防接種は、打ってから約2週間後に抗体ができ効果が出始めます。
その後、約5・6ヶ月はもつと言われています。
毎年、年明けの1月に打ちに来られる方がいますが、半年近く効果があるのですから、される方は早めの方が良いですよ。
今、関東方面でも流行ってきているし、なんとなく冬も早く来そうなので寒くなる前に・・。
とは言うものの、接種したからと言って絶対インフルエンザにはかからないというわけではありません。
実際、私も2年前にB型になってしまいました。
職業柄、毎年ワクチン接種はします。
この仕事を始めてもう17年になりますが、インフルエンザにかかったのはあの1回だけです。

予防接種をする・しないは賛否両論あるかと思いますが、今年のインフルエンザ予防接種を検討されている方には、値段が気になるところですね。
インフルエンザだけではなく、風邪も含めて体調管理には気をつけましょう。
美肌をキープするにも、元気で体調が良くなければ話しにならないものね~。
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