
シワの原因は乾燥ではなく、コラーゲンの減少・変性によるものだということはご存知でしたか。
40代・50代のシワは、真皮層にあるコラーゲンが減って皮膚を支えきれなくなり、弾力を失う事が原因です。
コラーゲンが減っていくのは歳をとっていくことにありますが、これに輪をかけて加速させるものが『乾燥』『紫外線』『酸化』なのです。
シワ対策をする上で、この3つの悪者を極力避けていくことが大事ですが、逆にコラーゲンを減らすスピードを抑えられれば、なおいっそう良いですよね。
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では、コラーゲンを減らすスピードを減速させるにはどうしたら良いのでしょう。
減少するコラーゲンと同じ分だけプラスしてあげれば良いのですね。
プルプル肌になると言われて、コラーゲン鍋をした経験はありませんか。
コラーゲンと名の付く食品を手に取ったことはありませんか。
コラーゲンを食べたり飲んだりして、減少した量以上にたくさん取り入れたなら、ますますプルプル・ウルウルの肌が手に入れられるはずです。
シワも目立たなくなり、ハリのある美肌がキープできますよね。
しかし、このコラーゲンは食べたり飲んだりしても、なかなかすぐに肌をキレイにできるものでもないのです。
タンパク質の一種であるコラーゲンは、消化されてアミノ酸になり小腸で吸収されます。
そして、消化吸収されたアミノ酸は、骨や筋肉、脂肪、肌といろいろな組織へと変わっていきます。
なので、コラーゲンがそのまま肌の真皮層のコラーゲンになるわけではないのです。
体のさまざまな部分になっていく消化されたアミノ酸は、ホルモンが操作しています。
そのホルモンのうち女性ホルモンが肌のコラーゲンを維持していますが、この女性ホルモンも加齢とともに減っていきます。
そう上手く、肌のコラーゲンにはなってくれそうにないですね。
コラーゲンを食べたり飲んだりすれば、肌のコラーゲンが増えるというのは違っているのですね。
それなら、肌に直接コラーゲンを塗るのはどうでしょう。
コラーゲン入りの化粧品を使えば、真皮層のコラーゲンをも増えて弾力が出てシワ対策になるのではないでしょうか。
しかし、これも又そう簡単にはいきません。
残念ながら、コラーゲンは分子が大きくて真皮層のコラーゲンにまで浸透しません。
もちろん表皮の角質層には働いて、水分を保つ保湿効果はあります。
でも、真皮層のコラーゲンを増やすという本来の目的は達成できません。
では、シワ対策のコラーゲンを増やすにはいったいどうすれば良いのでしょう。
それは、コラーゲンを生産している『線維芽細胞』に働きかけて、コラーゲンを作ってもらえるよう活性化させることです。
そうすれば、直接コラーゲンにならなくても、線維芽細胞が頑張ってくれればコラーゲンが生まれて増えていくのですね。
肌のコラーゲンを増やす成分は、コラーゲンが作られるのを促す成分です。ビタミンC誘導体やナイアシン・レチノールが、主に線維芽細胞の働きを活性化させ、コラーゲンが作られるのを促す成分です。
シワ対策を考えるなら、コラーゲン化粧品ではなく、増やす働きのある成分の入っている化粧品ということです。
スキンケア商品を選ぶ時には参考になさって下さい。
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