
あれは平成24年 夏頃のこと。
目のまわりや口のまわり、ちょうどほうれい線のあるあたりが赤くなったのです。
何か食べたものが合わなくて出た湿疹やじんま疹なのか、化粧品のせいなのか、精神的なことからくるものなのか。
思い当たるふしもなく、身に覚えもありません。
赤みは気になっていたのですが、特に痛みやかゆみなどはなかったので、化粧品関係はいつも通りやめることなく使っていました。
仕事へは行かなくてはならないので、さすがにすっぴんというわけには行かなかったのです。
そうやって、しばらく様子を見ていましたが、幾日経っても、この症状いっこうに治る気配がありません。
見た目もあんまり良くなくて恥ずかしいので、結局皮膚科を受診することにしました。
原因がわかれば・・という思いからです。
外用薬の使用や内服薬も飲んだりしましたが、全く良くなりませんでした。
何件か皮膚科を変えて受診しましたが、治療と言えば同じような内服薬と塗り薬。
そんな矢先、もう9月の半ばになっていた頃、顔全体が赤く腫れ上がり、浮腫んだ(むくんだ)ようにパンパンになってしまったのです。
目も開けられないほどまぶたは腫れて、顔がまん丸になっていました。
自分の顔を鏡で見るのが恐ろしいくらいです。
慌てて病院へ行くと、飲み薬のどれかにアレルギー反応を起こしたのでしょうと言われ、内服薬を中止しました。
このまま腫れが引かなかったらどうしようという恐怖。
不安でいっぱいになり、本当に落ち込んだことは今でも忘れられません。
先生は、今回の腫れを落ち着かせるため、化粧品はしばらくやめて軟膏やクリームだけで様子をみるように言われました。
顔の腫れはムーンフェイスとも呼ばれ、ほんとお月さんのようにまん丸。
4・5日で引いてきた時は、ホッと胸をなで下おろしました。
結局当初の赤みの原因は、わからないままになっていましたが、処方された内服薬の抗生剤は、あれ以来もう飲まないようにしています。
経過は、根気強く塗り薬で治療したおかげで、だんだん自然に良くなっていったという感じです。
それでも、私が目のまわりや口のまわり・ほうれい線の赤みを気にしなくなるまでには、半年近くもかかりました。
こうして、私はアラフィフになって肌トラブルにみまわれた頃から、美肌を意識し始めてスキンケアに関心を持つようになりました。
25歳で結婚してから、出産・子育て・仕事(その頃はパートでしたが)と、スキンケアのことなど真剣に考えたことはありません。
いつも使い慣れている化粧品でのケアだけで、お肌に関してのことなど縁遠い生活。
お手入れなどということは、後回し状態の忙しい毎日でした。
けれど、それではダメ!!
私のように突然肌トラブルにみまわれることで、憂鬱な日々が続くようになります。
加齢や環境の変化などで、対応しきれなくなることも出てくるのです。
ひょっとして、私の場合は離婚と言う大きな出来事を境に、何かが変わっていったのかもしれません^_^;
赤みの原因が化粧品にあったわけではないかもしれませんが、あれ以来、私は敏感肌用と書かれているスキンケア商品をさがすようになっていました。
長年使ってきた化粧品でも、肌に合っていると思っていた化粧品でも、病院の薬剤によっても突然肌の変化はあらわれるのです。
当時の肌荒れから肌トラブルに至るまで、今でも私は忘れることができません。
スキンケア商品も薬剤もサプリメントも、年を重ねて行く中で、自分にピッタリ合うものは変わっていくのですね。
美肌を維持するには、もう少し肌状態に敏感になって、努力する必要があるのかもしれません。
50代はそんな適齢期でもあり、お肌を見直す絶好のタイミングでもあるのです。
こうして、私は化粧品だけではなく加齢ということも含めて、いろいろな環境の変化で、体や肌の調子も変わっていくのだと知りました。
肌も年齢とともに変化すること、それに合わせてスキンケア方法も見直すことなど、その時々で肌の調子を整えなていかなくてはならないのです。
肌の調子ひとつで、気持ちもボロボロ、どんどん落ち込んで行きます。
逆に、ちょっとキレイになっただけで、自分に自信が持てて、明るく元気になれるのです。
そんなことを学んだのでした。
おかげで、現在では自分の年齢肌に合った製品が見つかり、毎日肌トラブルなく快適に過ごせています。
アラフィフでも遅くなどありません。
あなたも、ご自身にあったスキンケアを探して、毎日をイキイキと過ごして行きませんか。
こんな私にもできたのですから・・。
自分で自分のお肌を守る方法、美肌を手に入れる方法があるのです。
いつまでもキレイであるために。
美肌をキープできるケア方法から、綺麗に健やかに過ごせる生活のコツまで、いろいろ綴って行こうと思います。
資格取得で得た知識や医療事務での経験も活かして、正しい肌知識・お手入れ法・肌のためになる化粧品。
このような紹介が、皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
読者の方々と一緒に、もっと綺麗に輝きたいと思いながら、このブログを運営してゆきます。
今後ともよろしくお願い致します。
五十久美子
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