
歳を重ねていくことは誰しも平等。しかし、肌老化を遅くして美肌をキープすることは努力次第でなんとかなります。
肌老化のスピードをスローにする方法の一つが乾燥対策。肌の老化は乾燥から始まると言われるくらいです。エイジングケアの基本は、乾いた肌に「保湿成分」を与えることなのです。
この大切な保湿成分には3つのタイプがあり、水分をしっかり保持した潤った肌になるためにも、その種類を知っておくとスキンケア商品が選びやすくなります。
今回は、保湿成分について詳しく書いてみますね。
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アラフィフ世代に必要な保湿成分とはセラミドを補う成分です。保湿とは肌に元々備わっている
セラミドを埋め合わすことで、水分を与え続けることではありません。
セラミドが大切という記事はこちら
⇒ 肌老化防止の乾燥対策 間違ったケアしていませんかたっぷりの水分を与えても乾燥は防げません。なぜなら、肌は一定以上水分を浸透しないようになっているからです。もし、水分がどんどんしみ込んでいくのなら、とてもお風呂になんか入れませんよね。
肌が乾燥していると、ついつい化粧水をパシャパシャいっぱい使ってしまいがちですが、量より質。どのような保湿成分がセラミドを補う成分なのでしょうか。
それは、
いかに水分を保持できるかということで、水分を「挟む込む(はさみこむ)」「抱え込む(かかえこむ)」「掴む(つかむ)」という働きによって分けられます。この3つのタイプを知っておくことが50代には大切なのです。
1、水分を挟み込む水分保持力は強力で、しっかりキープします。保湿力が一番強いタイプで、代表的な成分がセラミドです。
加齢とともに減っていくセラミドを補うには、もちろん、そのまんまですが
セラミドを配合した化粧品が一番です。セラミドには番号がついていて、セラミド2・セラミド3・セラミド10などがあります。
私が現在使用している『ビーケーエイジ』にはセラミド2と表示されています。

他には、スフィンゴ脂質・ステアリン酸コレステロールなどがあります。
2、水分を抱え込む水分を抱っこしてキープしてくれます。このタイプは、元々真皮層にある成分などがよく使われています。よく耳にするヒアルロン酸・コラーゲンが有名です。他には、エラスチン・ヘパリン類似物質など。
うちの医院でも処方されるヒルドイドローションという薬剤は、とても人気の高い保湿剤です。これは、ヘパリン類似物質配合の薬剤。
3、水分をつかむこの3種類の中では少し保湿力は下がりますが、水分を吸収する働きがあります。天然保湿因子(NMF)・PG・グリセリン・1.3BGなどです。
これらの他にも、まだまだ保湿成分はあります。スクワラン・プラセンタ・フラーレン・プロテオグリカンなどなど、注目されている成分もたくさんありますが、少々高価な感じがします。
まずは、上記3タイプの保湿成分が配合されているかどうか、チェックしてみてはいかがでしょうか。
ご自身の化粧品の全成分表示というものを見てみるのも勉強になるし面白いものなので、ぜひ皆さんも一度ご覧になってみて下さい。自分に合った化粧品が選びやすくなりますよ。
全成分表示のお話しはこちらの記事で
⇒ 乾燥肌のエイジングケアは刺激の少ない化粧品で美肌をキープするには、水分を蓄える・保持する成分が配合されている化粧品を選ぶことです。3つのタイプの保湿成分を知っていれば、肌老化のスピードをゆっくりにできます。
自分の努力次第で美肌をキープするには、まず第1の悪者『乾燥』からやっつけていくことですね。美肌は保湿。次回は、悪者2号を退治するお話しをしてゆきます。
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