
保湿は、アラフィフが美肌を手に入れるために一番重要なことです。
美肌であるための「肌」って「皮膚」と同じことなのですが、そもそも皮膚は体の臓器の一つで、外側から内臓を守っているのですね。
美肌って言うと顔の皮膚を一番に思い浮かべますが、皮膚っていろんな働きがあるのです。
水分を保持したり、体温を一定に保ったり、汗を出したり、外部からの刺激を防いだり、細菌やウィルスから守ったりとさまざまな働きがあります。
皮脂を分泌して角質層の水分を保って、乾燥からも守っています。
角質層って?肌のしくみについて、簡単な記事
⇒ 年齢肌かも? 肌荒れの原因とは皮膚の保湿を考える時、この水分の保持が関係してくるのですね。
水分保持に効果が期待できるのが、本日お話しするセラミドというわけです。
詳しく書きますね。
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上記の過去記事で肌のしくみを簡単に書いていますが、セラミドは角質層にある保湿成分です。
表皮の一番上にある層が角質層ですよ~。
角質層では細胞間脂質が層を作っているのですが、この細胞間脂質が水分を挟み込むように保持します。
乾燥から肌を守る保湿成分として注目されているのがセラミドは、元々この角質層に含まれている成分ですから、敏感肌にも安心です。
角質層にはもう一つ、肌のバリア機能と言われる外部からの刺激物や異物の進入を防ぐ働きがあります。
このバリア機能を担う重要な成分もセラミドです。
なので、セラミドを補う事が保湿とバリア機能を高めることに最適だということですね。
他にも、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が有名ですが、これらは角質層のある表皮の下の部分、真皮層にまで到達しなくてはいけません。
ところが、コラーゲンやヒアルロン酸は分子量が大きいので、皮膚の内部の真皮層までなかなか浸透することはできません。
セラミドは表皮の角質層の部分に浸透できれば、お肌に塗ってもなんとか到達できるので、保湿効果も期待できそうですよね。
しかし、セラミドは油溶性なので水には溶けにくい性質があるようです。
そう考えると、化粧水よりも美容液の方が良さそうですね。
配合成分をよく見て、表示の最初にセラミドと書かれている製品を選ぶと、比較的多たくさん配合されていることになりますよ。
化粧品の全成分表示についての記事
⇒ 乾燥肌のエイジングケアは刺激の少ない化粧品で セラミドは「水分の保持」と「肌を守るバリア機能の強化」という保湿には最も効果的な成分なのですね。
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