
自転車といっても、10分足らずの通勤と買い物に使うママチャリのことです。サイクリングが趣味で、恰好よく颯爽と走る自転車というわけでもないのに、このちょっとした自転車を買うというショッピングに時間がかかってしまったのです。
今まで使っていた自転車には、まとめ買いした物を積めるように、後ろにカゴを取り付けていました。前カゴはステンレスの結構大きめのカゴで、まだまだキレイで使えそうです。
安物の自転車のわりには、もう随分長い間乗っていますが、さすがにサドルは破れているし、ブレーキはキーキーやかましいし、ライトもダイナモで全然暗いし、ところどころ少々サビてきているところもありました。
サドルにはカバーをかぶせて我慢していましたが、ブレーキはかける度に、皆驚いたように私を見ます。前を歩く人がいる時に、ブレーキをかけると、ビックリしたように飛び上がられたり、振り返ってにらまれたりもします。別に驚かせているわけじゃないのですけど。
もういい加減買い替えの時期だと思い、ネットで少し検索。インターネットで自転車を買うなんて初めての試みです。
そこで、条件として、3つのことに絞ってみました。まず、26インチであること。次にオートライトであること。そして一番ネックでもあったブレーキがキーキーならないこと。
タイヤが大きい方が1回転するのに進む距離が長いので、27インチにしようか迷ったのですが、遠出するわけでもないし、今まで26インチだったので、やっぱり26インチにしました。
今までのライトは、タイヤの回転を利用して摩擦によって点灯するダイナモライト。漕ぐのが重たくなって、音もうるさいし、電気も暗い感じなので、今回は暗くなると自動で点灯するオートライトにしようと思いました。
最後はブレーキ。以前に自転車屋さんで、キーキーなりだしたら、もう元には戻らないって聞いていたので、音のならないブレーキにしようと決意。素人判断で、油か何かをさせば音もなくなるのではないかと考えたりもしましたが、そんなことしたらブレーキがきかなくなりますよね(^▽^;)
調べていくうちに、音がキーキーなるブレーキは、バンドブレーキやドラムブレーキというものらしく、ローラーブレーキは音がならないしくみだということが分かってきましら。仮にうるさくなっても直すことができるそうです。私の古い自転車は、バンドブレーキで一度キーキーいいだすと、もう直らないブレーキだったというわけ。そこで、今回はローラーブレーキ希望です。
ところが、これがなかなか見つからないのですね~。なぜなら、貧乏な私が自転車代につぎ込める金額が25000円くらいを予定していたからです。ローラーブレーキの自転車って結構なお値段。このところ、パソコンやプリンター、母の日のプレゼントなど他にもいろいろ出費があって、悲しいかな金欠状態。
そんな中、ネットでかなり検索して、町の自転車ショップもいろいろ見て、やっと本日購入することができました。今日手に入れる直前で、これまた、3つの条件以外に色で迷うことは予想もしていなかったのですが。
50代にもなると、運動神経は悪い方ではないはずなのですが、なにかと動作にももたつきが出てきたりするものです。人に迷惑をかけないよう、他の人からも目につきやすいように濃い色合いにしようと思っていました。
選んだ自転車は、26インチ、オートライト、メタルブレーキで17000円ほどでした。ブレーキはローラーブレーキが良かったのですが、値段も高くなるし、今では生産数も少ないらしいのです。ママチャリ使いに、高値だとあまり売れないので、ローラーブレーキの自転車は多くないとのことでした。
メタルブレーキは、ローラーブレーキとバンドブレーキのちょうど中間のような位置づけで、音はほぼなりませんよと教えてもらいました。音がなりだしたら、注油でなんとかなりそうだし、値段の上からも決定です。
最後に悩んだ色は、濃い色を買うつもりだったのですが、店頭に並んでいたこの種類の自転車は、ピンクのようなオレンジのような朱色みたいな濃い色合いではあるのですが、なんとも可愛いらしい感じの色。濃い色が希望の私だったのですが、さすがに50代にはキュート過ぎる気がしました。
もう少し若ければ、いやいや、娘がいれば子供にはオススメですね。結局、随分悩みましたが、クラシックグリーンという薄いグリーン、モスグリーンみたいな色合いになっちゃいました(笑)歳だと、やっぱり恥ずかしく思う色もあるものですね。結局、50代で自転車を買う時に一番悩んだのは、カラーだったのかもしれません(^^;)
とはいえ、やっと新しい自転車を手に入れることができ、気持ち良く走ることができそうです。
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