ケミカルピーリングって美肌効果あり？お試し体験談

もともとケミカルピーリングを皮膚科で受ける場合、画期的な効果が期待できるのは「ニキビ」だといわれています。

ニキビが出来る原因は、肌の角質層が肥厚して毛穴が詰まってふさがり、そこへアクネ菌が繁殖するから。乾燥や紫外線などの影響によって、肌のターンオーバー（新陳代謝）が乱れることで、皮膚の表面が分厚くなるのですね。

　角質層って？ターンオーバーについての記事はこちら　⇒　肌のしくみを知れば、老化のスピードも変わり美肌に近づく

ケミカルピーリングとは、適量の酸を肌の状態をみながら数分間塗布することによって、古い角質や毛穴に詰まった老廃物を除去する方法です。

私達が体験したケミカルピーリングは、精製度の高い酸を用いて肌を蘇らせるプログラムです。医療機関でしか扱えない、刺激が少なく効果の高い製剤「サリチル酸マクロゴール」ということでした。

酸によって、分厚くなった古い角質など皮膚の表面を溶かし、毛穴が塞がるのを予防すれば、ニキビになるのを防ぐ効果が期待できます。 肌のターンオーバーも促進されるということですね。

保険治療ではないので、それぞれの医療機関で価格はまちまちでしょう。ちなみに当院では7600円ほどらしいです。

さて、いよいよ、うちの医療事務員スタッフ、30代一人、40代一人、50代二人、計4名初体験です。もちろん、皆ニキビがあるわけではないのですが、このケミカリピーリングが肌を蘇らせるプログラムということに注目してお試しスタート。

医院内で、専用のクレンジング・洗顔。4人全員すっぴんになりましたが、さすがに30代のスタッフは、肌の色艶が違いますね（笑）加齢とともにくすみが気になるところです。

まず、おでこに薬剤を少量塗って、痛みやピリピリ感がないか調べます。肌荒れを経験した敏感肌の私でも大丈夫だったので、顔全体にゆっくり伸ばしていく感じに塗布。

そのまま、10分ほど待ちます。においも全くなく、しゃべることもできるし、ほんのりピリピリ感じるスタッフもいましたが、痛みは皆なかったようです。うっすら赤くなっている部分もありましたが、それも薬剤のせいなのか、薬を塗布する時のこすり具合のせいか、なんとも言えません。痛みはないですから。

その後、ぬるま湯で顔を洗います。その時、少しピリピリするなら、感じなくなるまでよく洗い流します。ゴシゴシ擦らずに、何度もぬるま湯ですすぐ感じ。

それから、氷水につけてあったマスクを顔に広げ、クールダウン。顔が火照っているような感じがしているので、この冷たいマスクがとっても気持ち良かったのです。もう一度、氷水につけ直してマスクを密着。

おぉ～、みんなちょっとくすみが取れて、色白になったような感じ。そんなに速効性があるわけではないでしょうけど、キレイになれた気持ちで、みんなニコニコ。

終了後は、先生からすすめられた乳液を塗りました。本来は、ピーリングによって皮膚が薄くなっていて敏感になっているので、保湿や紫外線には気をつけなくてはいけません。幸い、当日は天気が悪く紫外線も気にならなかったので、全員すっぴんのまま帰宅しました。

翌日の朝の洗顔では、顔がツルツルになっているのを4人とも感じていました。お互い、透明感あるよ～なんて言い合ったりして。

そうなのです。ケミカルピーリングは、ニキビ治療だけではなく、くすみ、しみ、こじわにも効果的ですと先生も言われていました。コラーゲンの合成の促進、美白といった効果を有するため、生まれ変わった肌は、みずみずしく、ハリが出てくるとのことです。

肌がモチモチ、化粧のノリがよくなる、小じわが目立たなくなる、シミが薄くなるなどの変化も感じることができるそうです。

私は、洗顔後に肌がツルツル・サラサラになるのを感じました。この感覚は、そう言えば、プラセンタを使った翌朝と同じような感触です。

　プラセンタの記事はこちら　⇒　フラコラプラセンタエキス原液のレビュー。 カサカサ乾燥肌が驚くほどしっとりした美容液

この状態が長く続けば良いのですが、より効果的なピーリングのためには、肌の状態をみながら、１週間から１ヶ月に一度、７～８回くらいのペースを、先生は推奨されていました。

ケミカルピーリングによって、ターンオーバーサイクルが整い、肌の老化スピードも変われば、いつまでも若々しくいれるはずです。良い体験ができました。


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